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心理学・脳科学をもとに親子の困り感を解消し、発達障害の特性を強みに変えて自信を育み、親子ともに”自分らしく生きる”を実現させる
「発達障害専門カウンセラー」立川洋子です。
カウンセリングやご相談をお受けしていると「自信」についてのお話がよくあります。例えば「母親として自信がない」「もっと子どもに自信をもってほしい」「自信がないからできない」などです。
この「自信」ですが、根拠のない自信と根拠のある自信の2つに大別されることがありますが、上記のように自信がない、自信を持ってほしいという類の悩みの場合、他者が「自信をもって!」と言ったところで殆ど効果はありません。
「自信をもって!」ということでかえって「それができれば苦労しない・・・それが出来ないから悩んでるのに分かってもらえない・・・」と気持ちを後退させてしまうことに繋がる場合もありますので、注意が必要です。
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「自信」について悩んだら過去に感謝された時のことを思い出してみる
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感謝された時のこととは、具体的に”ありがとう”と他者に言われた時のエピソードを思い出すと良いです。特に、思いもがけず言われたことならなおよしです。
日常の中で子どもやご主人が「ありがとう」とあなたに言った場面を思い出してみましょう。その時の自分と相手の表情や服装、情景など具体的に思い出すほど効果的です。
そして「ありがとう」と言われた時の自分の気持ちはどんなだったか?どうかんじたか?をイメージしてみましょう。
実際にカウンセリングの場でお話を伺っていくと、さっきまで自信がないと暗い表情をされていた方が段々とほっこりした表情になっていくことが多いです。
他者から”ありがとう”と言われたり感謝された体験はその人の中にあたたく嬉しい気持ちとなってちゃんとあるものです。ただ、何かうまくいかないことが続いていると、その体験がすっぽりと無くなってしまったかのようになり、自信がないと自分責めや自己否定の悪循環に陥っていることが多いです。
”ありがとう”や感謝された実体験を通じてその時に感じたことをもとに、自分を取り戻したりこれからの未来を少しずつ変えていくことは可能です。そして、日常の中でありがとうを自分や相手が使う場や言われる場を増やしていくことで”ありがとう”が循環して頑張る意欲や行動力に繋がります。その「場」をいかに作れるか?がポイントです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)
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