何かを教えたり注意する時は、共通点に気づかせて「種類」でくくる

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心理学・脳科学をもとに親子の困り感を解消し、発達障害の特性を強みに変えて自信を育み、親子ともに”自分らしく生きる”を実現させる「発達障害専門カウンセラー」立川洋子です。

 

発達障害の特性をもつ子どもにも大人にも見らえる特徴の一つに、考え方・捉え方に於いて「横方向(左右)」は出来るけれども「縦方向(上下)」は難しさを感じていることです。

 

難しさを抱えやすい「縦方向(上下)」の考え方・捉え方のことを少し難しい言葉でいうと概念化といいます。概念化とは、複数のものごと、言葉などから共通点を見つけて、クルっとグループ分けし、更にそのグループを言葉で表現することです。

 

日本語は最終的には7つの概念語に必ず分類することが出来るので、分かりやすい例として少し極端ですが日本語の言葉の例で説明しますね。

 

”りんご”と”味噌汁”と”肉”と”魚”は・・・全て個別の物。

「食べる物」です。・・・色、形では共通点はないが性質を見ると共通。

 

このように共通点を見いだす概念化をすると、言葉もイメージが一つ上がるのがお分かりでしょうか?

 

この概念化は私たちの生活や社会ルールにかなり密着にかかわっています。

 

学校生活の学習で言えば、小学校の低学年に学んだことの応用編が高学年で出てくるだけでなく、中学・高校での学習にも関わってきます。

 

生活面や社会面で言えば、”ルールはこうだよ””目上の人には敬語をつかうものだよ””授業中は教科書とノートを出すものだよ””人を傷つける言葉を言ってはいけないよ”など、全て概念化された事柄であり、言葉の表現です。

 

そのため、この概念化の考え方・捉え方に難しさを抱えていると、学習、日常生活や社会生活への影響は勿論、将来の自立と自律にも影響が出かねません。

 

何かを教えたり注意する時は、共通点に気づかせて「種類」でくくる


 

実例を紹介しますね。

我が家の自閉症スペクトラムの息子が小学3年生の時のことです。社会科で工場の勉強として、パン工場に見学に来ました。パンがどのように作られ、製品として出荷されるかの流れ作業を見学し、実物を見たこともあってパン工場の流れについては、担任の先生もとてもよく理解していたと太鼓判を押していました。

 

しかしです!”工場”の流れの理解について問う社会科テストでは「×」ばかりでした。先生は「パン工場はとても理解していて、テストではパンがしゅうまいに変わっただけなのに全然できていなかったんです。」と言いながら戸惑っていらっしゃいました。

 

なぜこのようなことが起こるか?というと、”概念化”が苦手だからです。実際に息子にテストのことを聞いたらこうでした。「だって、しゅうまい工場は行ってないから分からない。」つまり、パン工場としゅうまい工場の共通点が分からなかったからです。分からないから、パンをしゅうまいにすら置き換えて考えることが出来なかった表れです。

 

学習の中で、パン工場以外にも、せんべい工場、車の工場、パソコン工場など色々な工場の提示をして、「これは全て工場の”種類”です。」と概念化を意味する一文あれば、ものを順番に作ったり組み立てるところを工場というのだと考え方・捉え方が広がったでしょう。

 

この一文が無ければ、全ての工場は個別のものという捉え方に留まり、見てない、知らないものは分からないという考えに留まってしまいます。そして分からないから出来なくて当たり前です。

 

実際に息子には「パン工場としゅうまい工場は工場の種類だよ。」と教えたところ、「えぇ?そうなの?パンをしゅうまいに変えて考えれば良かったの?」と・・・。

 

その子の障害特性を困り事ではなく強みにしていきたい反面、学習や社会性関わる部分は、私たちが無意識に捉えている部分を敢えて教える必要も中にはあります。必要な時は是非、共通点に気づかせて「種類」でくくりながら教えてみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

最初の一歩は”話してみること”

  • 我が子の発達特性からくる問題行動をこっそり改善したい
  • 発達障害に特化したサポート方法を知りたい
  • 発達障害の傾向が見られるがどうしたらいいか分からない
  • 学校の先生に子どもの特性を理解してもらえない
  • 目の前の問題を改善をしたい
  • 子どもの将来の自立と自律に必要なことを知りたい
  • 子どもの癇癪、パニックの対処を知りたい
  • 子どもを怒鳴ったり叩いたりするのをやめたい
  • 子どもの本当の気持ちを知りたい
  • 子育てが辛くて、母親を止めたい気持ちになる
  • 発達特性をもつ我が子の将来が心配
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