発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室

「やっと分かってもらえた！」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。

発達障害の特性を持つ子どもで学校生活や家庭生活において困り感を抱えている場合、その子に合った環境の調整をしたり、その子に合った方法で関わりながら、困り感を軽減していくことは必要です。

そのために、お母さんは身近な相談者である学校の先生、特に担任の先生にまず相談することが多いのではないでしょうか？

既に二次障害として登校しぶりや不登校、過度な対人恐怖などを伴っている場合であっても、まずは学校の先生に相談が多いかと思います。

残念ながら、先生に相談しても状況が改善しないと悩み、個別相談やカウンセリングにお越しになるお母さんと出会うことがあります。

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相談しても改善が見られない場合は、別の人に相談する

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先生に限らずですが、同じ人に２，３度相談しても改善しない場合や理解してもらえないと感じられる場合は、「別の人に相談する」判断が必要です。

特に学校の場合、普通級や支援級（個別級）に関わらず、特別支援教育コーディネーターの先生が発達特性をもつ子どもについて話を聴いてくれます。

また、教育委員会からの派遣で定期的に学校カウンセラー（SC)とスクールソーシャルワーカー（SSW)も配属されているので、相談が可能です。

※SCは心理的なアドバイスを、SSWは本人や家庭内の環境状況により地域や福祉資源を元にアドバイスをしてくれます。

以前個別相談で発達障害の特性をもつお子さんの対応について、同じ学校カウンセラーに５年以上相談してきているけれども、不登校が３年目になってしまい、状況が好転しないとご相談に来られたお母さんがいらっしゃいました。

とても福祉資源の情報収集や発達障害の特性についても熱心に学ばれ、我が子のためにどうしたらいいのだろう？と一生懸命考えられているお母さんで、SCだけでなく、学校の担任の先生、特別支援教育コーディネーターの先生にも定期的に面談、相談も繰り返しているとのことでした。

が！状況は好転しない･･･

お母さんの言葉には、自分の過去の子育てを長年責めつづけている様子がうかがえました。

心理検査の結果や学習ノート、お母さんからのお子さんの情報をもとに、お子さんの特性の傾向、学習スタイルと気質を脳科学と発達障害の観点から説明したところ、「やっと本人の特性を理解できました。ここまで具体的に説明をして貰えたのは初めてでした。」とのことでした。更に、脳科学と心理学の観点から家庭内での具体的な対応方法をご説明したことは言うまでもありません。

”もっと早く相談してほしかった！”と、私はご相談を伺って率直に感じました。

相談する相手を変えることで改善への糸口を見つけることができます！

２、３度相談しても状況が変わらない場合、どんなに最高でも1年間相談して変化がない場合は、別の人に相談するアクションを起こすことが必要です。

最後までお読みいただきありがとうございました。