発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室

「やっと分かってもらえた！」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。

我が子が苦手とすることや出来ていないことが気になってしまうことはありませんか？

発達子育てを頑張るあなただからこそ、我が子の「今」はもちろん「これから先」も気になって当然です。ですから、こう感じてしまうことが多いのではないでしょうか？

「このままではいけない･･･」

「どうにかしなきゃ･･･」

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我が子の苦手の克服には、まずお母さんが Let’s イメチェン！

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ここでいうイメチェン！は、お母さんの中にある”苦手”や”出来ていないこと”へのイメージのことです。

よくインターネット情報や発達障害や子育て本にある通り、今の子どもの状態を基準にして、少しずつスモールステップで取り組むことはとっても大事です。

それに加えて、苦手や出来ていないことへのイメチェンをお母さんがすることで、あなたとお子さんの両者の気持ちも、行動が変わり、可能性が広がります。それは・・・

例えば算数や数学の課題。

将来的には自力で問題を自分で理解し、解ける方が好ましいでしょうが、解き方の方法が分からなければいくら考えても解けません。

何時間も自分で調べ、イライラ、癇癪、パニックや物にあたりながら、ひいては親子でバトルしながら課題に向かい、互いにイライラしながら完成させても、1つの完成物です。

一方「教えて」「手伝って」とヘルプを素直に出すことができ、分かる人に教えてもらいながら取り組むとします。

その中では、自分から「ここが分からない」「どうしてここはこうなの？」というように自らの苦手を言葉で伝えることが必要になります。更に教えてもらうことを自分の耳で聞き、ノートや教科書を見ながら理解するというやり取りが発生します。

この一連の中では、子どもの脳がフル稼働するのは勿論、言語活動が盛んに行われてコミュニケーションの練習になります。なにより「出来た！」という達成感を味わい、更に教えてくれた人とその達成感を共有することも可能です。そうして完成させた課題でも1つの完成物です。

どちらも同じ完成物です。

どちらの方が、我が子の心と能力の育みになるとあなたは思いますか？

親の自分の不安から、本人の特性からくる困り感を無理やり克服させようとすると、子どもの癇癪やパニック、自尊心の低下などなんのメリットもありません。ただ苦しいだけです。

そのため、親の自分が苦手や出来ていないことへのイメチェンするだけ、状況や子どもの未来を豊かに変えるきっかけになります。

もちろん、苦手やできないことを克服することは大事ですが、克服する方法は自力だけではありません。

自力で克服の前に、人に聞く、教えてと頼んでも良く、そうして完成させても同じ完成物であることを、親の自分が”良し”とできると、子どもの日常と将来の可能性が広がります。

最後までお読みいただきありがとうございました。