【子育て・コミュニケーション】子どもが「嘘」をついた時、注意するより理由を聴く方が先

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「やっと分かってもらえた!」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。

 

発達子育てを頑張るお母さんのカウンセリングや相談をお受けしていると、子どもの「嘘」について悩むお話があります。あなたは子どもの「嘘」に対してどう思いますか?

 

多くの親は、子どもに「元気に、素直に育ってほしい」と思っています。「素直に」なので「嘘」はつかないことが前提ですし、「嘘」はよくないと思っています。

 

私自身も子どもの嘘をとても許せませんでした。

 

例えば、我が子が宿題をしてないのに終わったといった時、自分が忘れたくせに先生がやらなくていいと言っていたなど”絶対それは無いだろう!”というような人のせいにするような嘘をついた時、我が子の「嘘」が ものすごく許せず、半ば怒鳴るように言ったことが何度もありました。

 

「嘘つきは泥棒と同じだ」

「嘘をつくあなたは泥棒と同じ」

 

そのようなことを何度も言ったことありました。

 

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子どもが「嘘」をついた時、注意するより理由を聴く方が先

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子どもの嘘には理由があります。

 

未就学児の時期は、脳の発達段階上、現実と空想の区別がつかないので、嘘をついている意識すらないものです。

 

小学生になると少し違ってきます。多くの場合は、助けを求めるSOSのためです。

 

仲間はずれにあったり、先生に不本意に注意されたなど、ものすごく悲しい、嫌だなと感じた出来事について、うまく言葉で表現できない時や、そういった自分の出来事でお母さんに心配をかけたくないという子どもなりの想いから、意識的に嘘をついてしまうことがあります。その他にも、兄弟がいるご家庭(特に弟や妹)の場合は、また理由が別にあることがあります。

 

中学生頃になると、本人だけでなく親も深刻に困るような嘘が出てくることがありますが、多くの場合、自己防衛や誰も心配をかけたくないといった一人頑張り、一人抱え込みからです。

 

しかし一人では抱えきれるわけもないので、必ず何かしらの反応がおこります。不登校、反発的になる、閉じこもる、など反応は様々で、親も困るようになってきます。

 

子どものどの年齢での「嘘」も理由はありますので、頭ごなしに注意して反省させる、良くない事と分からせるよりも、理由を聴く方が子どもの心には届きます。

 

「どうしたの?」

 

教育評論家の尾木先生ではありませんが、「どうしたの?」の一言を子どもに投げかけてみてください。その一言が、子どもが話をしてみようと思うきっかけになります。なぜなら、「どうしたの?」は「あなたを心配してますよ。」というメッセージだからです。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

最初の一歩は”話してみること”

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