発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室

『もう発達障害の特性を困り感にしない！』心理学と脳科学をもとに将来の自立に必要な力を育み、親子で”自分らしく生きる”を実現させる「発達障害専門カウンセラー」立川洋子です。

5月の３連休が昨日で終わり、今日から学校の地域が殆どかと思います。日常に戻る準備は出来ていたでしょうか？

5月の連休明けは子どもの登校しぶりが始まりやすい時期の一つです。

今年は連休明けが金曜日のため、「今日行けば明日はまたお休みだから、今日一日だけでも頑張ろう！」と子どもを励ましているお母さんもいるかもしれません。また、頑張り屋のお子さんの中には、声にこそ出さないけど、実際にそう心の中で思いながら「今日一日だけ！」と頑張って行こうとしている子どももいるかもしれません。はたまた逆に、登校をしぶるお子さんに向かって「無理に行かなくていいよ。」と声をかけているお母さんもいるかもしれません。

いずれにせよ、5月GW明けは登校しぶりが始まったり本格化する時期です。このタイミングをいかにすごすか？子どもの登校しぶりな様子に親がどのように対応するか？で来週以降の登校が変わるといっても過言ではありません。

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肯定的な言葉がけを増やして、子どもの心の中にポジティブな気持ちを育み蓄える

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特に！寝る前は肯定的な言葉がけを絶対的にしましょう！

脳のいくつかの特性（脳科学）からこのようなことがいえるのですが、行動を起こすには行動する本人がポジティブな気持ちを感じられることが重要です。

学校に行ってみるという行動のために、翌日の学校の時間割や行事の中で、子ども本人が好きなことや得意なこと、楽しそうだと思えることを何か１つでも見つけて話をしてみましょう。その時に、お母さん自身も笑顔で、優しい言葉遣いで、楽しそうに話すことが大事です。

くれぐれも「明日の時間割全て１００％ポジティブな気持ちじゃなくちゃダメ！」と実際に思ったり言ったり、「学校は行かなきゃダメよ」など否定や正論の押し付けで子どもとの対話を終わらせないようにしてくださいね。

特に子どもが寝る前にお母さんの否定的な厳禁です！

子どもが寝ている間に、子どもの脳の中では否定的な記憶が定着し、学校に行くことがイヤだ、怖いなど、登校しぶりを強めてしまうきっかけになりかねません。

本格化させてしまうと戻すことが時間的にも、エネルギー的にもとてもとても大変です。その影響は、子どもにとって学業への影響は勿論、学校生活の場で先生や友達と過ごすことで学ぶ社会性、他者を通じて知る自己認知など決して小さくないと思います。

また、親にとっては戸惑いや困惑、仕事を持つお母さんであればお仕事の兼ね合い、家庭生活など大なり小なりの影響があるかと思います。

そのため早めの対応対処が重要です。心だけでなく脳の仕組みも使って日常の中の困りごとや悩みごとを対応していくことは、人間が本来持つ力の流れに沿うため、困り事を抱える本人にとっても、支える人にとっても、とても有効です。是非、生活の中に取り入れていくことで、一緒に親子の生活しやすさ、生きやすさ、自分らしく生きることにつなげていきましょう！

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。