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「お母さんをやめたい!」と思うほど子育てに疲れた発達障害・グレーゾーンのお子さんをおもちのお母さんへ
発達特性の”困った”を発達させながら親子で自信を育み、将来の自立と自律につなげる情報をお届けする立川洋子です。
なんとなくやる気がでないということはないでしょうか?
そのような時、頭の中でこのようなひとり言を何度も繰り返して自分に言っていることが多いです。
「やらなきゃいけないのは分かってるんだけどできない・・・」
「やる気がない訳じゃないけどなかなか取り組めない・・・」
子どもでも大人でもあり得ることで、このままの状態を放っておいて自然回復するかというとなかなか難しいです。なぜなら、ネガティブな要素には「自動的に」意識が向きやすくなっているため、一旦ネガティブな要素が循環してしてしまうとそこから「自然に」抜け出す、回復するのは難しいです。
その結果、悪循環した意識はどんどん膨らみ「このままだったらどうなっちゃうだろう?」と不安が強くなります。実際に、周囲の人も叱咤激励のつもりで「このまま何もしなかったらどうなっちゃうと思う?」と更に悪化した状況を敢えて考えさせるような言葉がけをしてしまうものです。
取り組むことでワクワク!楽しい!嬉しい!と感じられることを想像する
やらなきゃ!という責任感や義務感といった気持ちだけでどうにかしようというのは苦しいものです。一時は良くなるかもしれませんが、継続することは難しくなることが多いです。そのため、こう自問してみて欲しいです。
「もし、それをしたらどんな気持ちになるだろう?」
実際にあなたが今、やらなきゃいけないのは分かってるけど出来ないということがあるなら、ちょっとここで時間をとって、「もし、それをしたらどんな気持ちになるだろう?」と想像してみてください。
きっとワクワク、楽しい、嬉しい!という気持ちになりませんでしたか?
「もし?」と想像する前に比べるとちょっとやってみようかな?少し意欲が感じられませんでしたか?
実はこれは脳の仕組みによるものです。
脳は徹底的な未来志向でワクワク感が大好きです。
そのため、やる気が出ない!わかってるけどできない!といった悪循環にはまっている自分に気づいたら、一旦立ち止まり、自問してみてください。
「もし、それをしたらどんな気持ちになるだろう?」
子どもの場合は自力で自問するのは難しいので、お母さんや周囲の大人が問いかけてあげ一緒にワクワクを感じてみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)
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