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「やっと分かってもらえた!」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。
「うちの子褒めても喜ばない!」という実際に発達子育てを頑張るお父さんから頂いたご相談を元に、「褒めるとむしろ怒る!」「褒めても喜ばない!」の理由や対応方法について2回に分けてお伝えしてきました。(詳細はこのメッセージの下にリンクを貼っておきますね。)
2回で完結するつもりでしたが、大事なコツをお伝えし切れなかったので本日お話ししますね。今回に限らず、理由や仕組みなど「なぜそうなるのか?」を知ることは大人も子どもも自分の脳と心の中に腑に落として次にステップアップするのに効果的です。
同時に試しにやってみようと思える「具体的な方法」を知ると、より行動に移せます。つまり、改善や変化を起こすスタートラインから出発できます!単なる知識や情報が、現実になります!これは、脳科学からも言えることで、脳はイメージできることは行動しやすくて現実化出来る特性があるから。
では、早速”うちの子「褒めるとむしろ怒る」「褒めても喜ばない!」”に共通した褒めるの「具体的な方法」をお伝えしますね。
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当たり前・出来ている行動を褒める
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”はぁ?” ”えっ?” ”どうして?” ”なに言ってるの?”と思われた方もいるかもしれません。ASD自閉症スペクトラムの問題行動にどっぷり悩んでいた頃の私が言われたら逆ギレしそうです・・・
でももしあなたが、もし過去の私のように”何言っちゃってるの?”とか”はぁ?”と驚かれた場合は要注意!お母さんではなく、プールサイドにいる笛をもった監視員さんのようお子さんを”見張り番””監督”になっている可能性がありますよ!そのため、ここから先は最後まで読んでくださいね。
まず、褒める目的はいろいろありますが、根本的なことはただ一つだと私は思っています。
”我が子に愛情を伝えるため”だと私は思っています。
ちょっと思い出してみてください。
我が子がまだ1,2歳の頃、離乳食を食べた、ミルクを飲んだ、歩けたなど、当たり前のことをあなたは笑顔で「食べたね」「飲んだね」「歩いたね」と我が子に言ってませんでしたか?
我が子の存在を無条件に認め、笑顔と言葉で「〇〇だね」と認めていたと思います。
それは、あなたが我が子を無条件に認め、愛情を注いでいたんですよね。それが子どもが大きくなると、出来ることも多少増えますから、いわゆる「褒める」という場面が増えて来て、親側からいえば「褒める」という行為も増えてきます。
その「褒める」がいつの間にか無条件から条件付きに変化してしまい、現実に出来た時だけの条件付き褒めを届けていた場合は、子どもは「あれ、なんか出来ないとダメなんだ」と無意識に学習します。
すると「でいない自分はダメ」というのも同時に認識するようになってしまうので、実際に出来ない、うまくいかないことが多くなると、自分を否定したり、自信喪失などになります。
その結果、褒められるとハードルをあげられるかのように感じ、”もし出来なかったら・・”と不安になってハードルをあげないで!と怒るようになってしまうことがあります。怒っても喜ばないのも同じような原理です。
これが無意識に起こっていることなので、子どももとっても辛いです。
ここを打破するには、まずは出来ていること、当たり前のことを肯定・褒めることからがスタートです。これは意外に難しいです。なぜって、子どもをよく見てないと出来ないから!
もう一度思い出してください。1,2歳の頃、よくお子さんを見てましたよね?現実の我が子は成長しているので当時ほどジッと見る必要はありませんが、その時と同じような気持ちで我が子を見守ってみてください。
例えば、
靴を揃えて脱いであったら「靴揃えてくれたんだね」
宿題にとりかかろうとしていたら「宿題やるんだね」
子どもの行動を実況中継のように伝え、肯定してください。それだけでまずは十分!褒めるです!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
(補足)”褒めると怒る”のは「不安」だからはコチラ⇒★
(補足)”うちの子褒めても喜ばない”は親子にとって実はチャンス!←★
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発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)
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