【発達子育て】日常の中における”脅かし”や”罰を与える”言い方は一時的な効果で、長期的な効果は無い上に反動も強い
『お母さんをやめたい!』と思うほど発達子育てに疲れたお母さんへ
我が子の癇癪、パニック、逆ギレを減らし困り事を改善しながら自信を育む「発達障害専門カウンセラー」立川洋子です。
我が子の未来を心配する気持ちから、我が子のこんなことを言ったことありませんか?
「今頑張らないと、〇年生になったらお勉強はもっと難しくなるから困るよ。」
「面倒くさくてもやらなきゃ出来るようにならないよ。」
「早く寝ないと明日の朝起きられないよ。」
「宿題やらないならゲームはやっちゃだめよ。」など・・・
かいつまむと「今頑張らないと、これから先、大人になってから困るよ!」とか「〇〇やらないなら△△は禁止!」という内容です。
「私も似たようなこと言ってる、言ってた・・・」という方は要注意!
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日常の中における”脅かし”や”罰を与える”言い方は一時的な効果で、長期的な効果は無い上に反動も強い
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実は、過去の私は冒頭の言葉がけを我が子にしていましたし、似たような言い方は日常的にというよりもほぼ毎日言っていました。特に、息子が小学校にあがって宿題が始まった時と”将棋が強くなりたい”という我が子に将棋対戦ゲームをタブレットでやらせ始めた頃です。
発達障害 (自閉症スペクトラムASD)の特性を持つ我が子は、時間の観念があまりありません。今でこそ日付、時間、曜日は分かっていて、時間や約束、ルールをもとに自己コントロールができていますが、小学4年生頃までは時間の観念は弱く、過集中になると時間の観念はすっ飛んでしまいます。
冷静に、ひとつひとつゆっくり話せばわかることです。
でも、当時の私は我が子の明日や未来を心配するあまり、気づかぬうちに脅かしや罰を与えるような言い方をしてしまっていました。最初はそれも効果がありました。子どもは”怒られたくない”想いから取り組むようになったからです。
でも、その親子のやりとりが日常的に積み重なった結果、我が子の心は傷つき、自己否定でいっぱいになってしまいました。それはものの破壊や親の私を叩いたり蹴ってきたりという行為になりました。
このように、脅かしや罰を与える言い方や関わり方は状況や親子関係が悪化するだけで、なにも改善も効果もありません。むしろ、子どもの反発・反動を強化してしまいます。
日常の中における”脅かし”や”罰を与える”言い方は一時的な効果は出るかもしれませんが、長期的な効果は無い上に反動も強くなります。これは、発達特性に限らず、子育てをする上で効果のない対応です。
そして、私たち親は気づく必要があります。親の私たちが自分の心配の感情を自分でコントロールせずに、子どもを脅かしたり罰を与えようとしてしてしまっていることです。
多くの場合、脅かしや罰を与えなくても、冷静にひとつひとつゆっくりと子どもに話せば、子どもは伝わりますし理解できます。自分と子どもの課題や感情を分けて、効果のない対応はやめることが大事です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
最初の一歩は”話してみること”
- 発達障害に特化した支援方法を知りたい
- 発達障害の傾向が見られるがどうしたらいいか分からない
- 学校の先生に子どもの特性を理解してもらえない
- 目の前の問題を改善をしたい
- 子どもの将来の自立と自律に必要なことを知りたい
- 子どもの癇癪、パニックの対処を知りたい
- 子どもを怒鳴ったり叩いたりするのをやめたい
- 子どもの本当の気持ちを知りたい
- 子育てが辛くて、母親を止めたい気持ちになる
- カサンドラ症候群かもしれない
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心理カウンセラー 立川 洋子
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