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我が子の発達障害(ASD)育児と
大人の発達障害の支援経験のある
リライフカウンセリング
心理カウンセラー立川洋子です。
※ASD:自閉症スペクトラム
発達障害のサポートをしていく上で、いくつか必要な力(ちから)があります。
その一つがスルーする力=スルー力(りょく)です。
発達障害の特性を持つ人は、発達上の特別な性質により、出来ることと出来ないことの差が大きいです。それ故に凸凹障害とも言われますが、特に出来ないことに対し、出来るようにさせようと躍起になるのではなく、特性上難しいということを受入れて諦める=スルーする力のことです。
このスルーするというのが、頭では分かるけどなかなか出来ない!どうしても気になる!という方が多いです。気になっちゃうから、やっぱり口を出し、手を出しとなってしまいあとから後悔するパターンになると、サポートする側も辛いです。
突然ですが、あなたはこの図を見てどちらの円が気になりますか?
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殆どの方が右側の欠けた円ではないでしょうか?
人間の脳は、欠けた方に自然と意識も目も向くようになっています。
特に日本人は反省会が大好きなので尚のことです。
でも、実際には、どちらの円を気にするか(意識するか)私たちは選べます。
つまり、意識はコントロールできます。
そして、発達障害の特性を持つ方のサポートをする場合、出来ることを伸ばしていった方が自立と自律に結びつきます。
その為、スルー力をもってできない事はスルーし、出来ることに注目していく方が得策なのです。
スルー力を発揮する時、ただスルーするのではなく、その苦手や出来ないことの要因を観察し、考察するのもポイントです。
その子に具体的にどんな特性や傾向があるから、それが苦手なのか?出来ないことに繋がっているのか?を観察、考察することです。出来るだけ、言葉で説明が出来るようにすると良いです。
サポートする人が具体的に言葉で説明が出来ることで、その子が「自分はダメだから出来ない」と自分で自尊心や自己肯定感を下げがちになるのを直接防ぐことが出来ます。
さらに、その説明を聞くことで、その子は、自分の発達特性を適切に自己受容と自己理解ができるようになります。
この1つの力と2つのポイントはとても大切です。
他にも発達サポートに必要なことを知りたい場合は是非ご相談ください。
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発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室
発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)
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