発達っ子が家で見せるダラダラな態度は「過剰適応」による反動の可能性があります

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『もう発達障害の特性を困りごとにしない!』心理学と脳科学をもとに将来の自立に必要な力を育み、親子で”自分らしく生きる”を実現させる「発達障害専門カウンセラー」立川洋子です。

 

発達障害の特性をもつ我が子のこんな二面性に戸惑ったり困り感を感じることはありませんか?

 

”担任の先生曰く、学校で友達と多少のトラブルはあるのせよ、大きく目立った問題行動はないらしいけど、家に帰ってくるとダラダラ過ごしている。そんな我が子が理解できない。なぜ???”

 

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発達っ子が家で見せるダラダラな態度は「過剰適応」による反動の可能性があります

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特に学校の先生から問題行動や言動の指摘がなく、むしろ”頑張ってますよ!”という評価があるにもかかわらず、家ではダラダラしているなら過剰適応による反動の可能性は高いです。そして過剰適応の反動であれば、体調管理や環境調整を早めに取り入れることがとっても大事です!

 

過剰適応とは、学校で周りの友達の言動を真似したり合わせようと無理に頑張り続けることです。無理は必ず反動(影響)がでるので、帰宅後の子どものダラーッとした状態は、体と脳が回復をさせようとしていることが考えられます。(大人の発達障害の方にも会社での過剰適応の反動は良くあります。)

 

一般的に発達障害は”空気を読まない”や”相手の気持ちに鈍感”などといった傾向があると言われていることから、「周りの友達の言動を真似したり、合わせようなんてしないのでは?」と思われるお母さんもいるかもしれません。

 

でも!この真似る、合わせようとするのは、本人にとっては無意識的、意識的にかかわらず「そうするもの、そうしなきゃいけないもの」と偏って捉えていることが多いので、知らず知らずにストレスをためてしまいます。

 

その結果、特段合わせる対象、事柄から解放される場の”お家”では、ダラーッとなってしまい、日中使い過ぎたエネルギーチャージをしているということです。つまり、とっても自然な事で必要なことです。

 

そのため「ダラダラしてないでさっさと宿題やりなさい!」「明日の学校のしたくやらなくていいの?」などと指摘や注意の言い方で声掛けをしてしまうと、子どもはストレスと疲労をより溜め込み、お母さん自ら子どもの癇癪やパニックに繋げてしまいかねません。そうなると、癇癪やパニックを起こしている子どもも、お母さんも、お互いに苦しくなってしまいます。

 

そのため、お母さんの目に実際に見えている子どもの様子は断片なので、それだけで判断して指摘や注意をするのではなく、パズルのピースをまず集めるように我が子の情報収集をすることから始めましょう。

 

それは、我が子の特性や傾向から色々な可能性を考えたり、担任の先生に学校での様子(教科学習と学活などの授業、休み時間、部活やクラブ活動)をもう少し詳しく聴いたり、学校行事との兼ね合い等も考えてみると良いでしょう。運動会や合唱祭や球技大会といった行事があると普段と違う時間割、集団練習が多くなり、体力も使うので子どもはただでさえ疲れやすくなります。

 

そして、声掛けにおいては、責めたり急かしたりするものではなく、「Aしたら、Bしよう!」というように、肯定的な声掛けを増やしていきましょう。例えば、「ごはん食べたら宿題しよう!」という具合です。

 

この他にも声掛けにはコツが沢山ありますので、取り入れていくことで徐々に変化が見られ、改善の実感を感じられるのでオススメです!早速取り入れたい!というお母さんは、駆け込み相談室にご相談ください。短期間で変化を実感できます。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

最初の一歩は”話してみること”

  • 我が子の発達特性からくる問題行動をこっそり改善したい
  • 発達障害に特化したサポート方法を知りたい
  • 発達障害の傾向が見られるがどうしたらいいか分からない
  • 学校の先生に子どもの特性を理解してもらえない
  • 目の前の問題を改善をしたい
  • 子どもの将来の自立と自律に必要なことを知りたい
  • 子どもの癇癪、パニックの対処を知りたい
  • 子どもを怒鳴ったり叩いたりするのをやめたい
  • 子どもの本当の気持ちを知りたい
  • 子育てが辛くて、母親を止めたい気持ちになる
  • 発達特性をもつ我が子の将来が心配
  • カサンドラ症候群かもしれない

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発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)

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