発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室

「やっと分かってもらえた！」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。

突然ですが･･･発達子育てってとっても大変なんです！

理解不能なこと、イラッとすることも沢山ありますし、我が子でありながら心や言葉が通じないような悲しい感覚がしたり、我が子の特性に忍耐の繰り返しだったり、日々に我が子の言動から色々な感情が沸き上がる親の自分の気持ちや言動のコントロールが出来ずに後悔したり、特性を周囲に理解してもらえないだけならまだしも”ダメ”と批判や注意を受けてショックを受けたり苦しくなったり、いつまでたっても心配がなんとなく絶えることが無かったり、発達っ子の我が子の子育てを通じて”あれ？！私も子どもの頃同じだった。ということは私も発達傾向アリ？！”と悩んだり、夫の普段の言動を観ると我が子と同じような気がして、もしかして私はカサンドラ？！と夫婦生活がうまくいかないことを新たに悩んだり、”ひょっとして遺伝なの？！”と新たに悩んだり･･･

発達子育てって楽しいとか嬉しいというポジティブな気持ちになるより、圧倒的にネガティブな気持ちになる事の方が多かったりします。自閉症スペクトラムASDの特性を持つ我が子の発達子育てをしている私自身もその一人です。ものすごく苦しく、孤独で、孤立していました･･･

でも！発達子育てに対してポジティブな気持ちが上回り始めた時があったんです！

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”面白いかも!”と思った瞬間に理解不能が”知りたい！”に変わった

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”面白いかも！”と思った時から理解不能な言動を息子がするたびになんとなく面白い！と感じるようになりました。すると、沢山の”どうして？が私の頭に浮かぶようになりました。例えば

「どうして、靴下は無地じゃないと嫌なの？」（柄なんてどうでもいいじゃん！）

「どうして、オモチャも教科書も床に広げたままでいられるの？」（足の踏み場ないのがなぜ平気？）

「どうして買い物して袋詰めする時、パンの上に牛乳パックを置けるの？」（考えれば普通分かるだろう？）

「どうして食べたものを食べっぱなしに出来るの？」（Gが出たら君、大騒ぎするだろう？）

「コーヒーゼリーにはバニラアイスだよね、といいながらバニラアイスはなぜかけない？」（こだわりはどこいった？）

など、理解不能で矛盾するような言動の息子を観てると思わず吹き出してしまったんです。そこから息子をよく観察するようになり、息子の言動のカラクリや思考回路が理解できるようになってきました。

これって脳科学的にもいえることで、脳は、「面白い」と思うと感情や思考をつかさどる部位が活性化され、感動する力も増えていくと言われています。

私は”面白いかも！”と思うことがきっかけでしたが同じことで、ポジティブな気持ちが上回っていったのも脳の仕組みから言えば当たり前のことだったんです。

ASDの我が子の特性は本当に理解不能な事ばかりでした。特にこだわりやとても偏った思考や捉え方は疲弊し、心無いことを周囲から言われることにも耐えきれなくなり「お母さんをやめたい！」と思うほど私には辛かったです。

でも、とりあえず”面白いかも””面白い”と口に出してみるだけでも、面白いと思う”なにか”が見えてくるかもしれません。そして、発達子育てが少し楽に感じられることが増える可能性はあります。

是非形だけでもいいので試してみてください。あなたとお子さんの日常が変わるきっかけになるかもしれません！

本日も最後まで読みいただきありがとうございました。

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