発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室

「やっと分かってもらえた！」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。

子どもとのコミュニケーションを良くしたい！と思うお母さんはとっても多いです。子どもへの「言葉がけ」を子育て講座とか、ネットや書籍で勉強される方も多く、カウンセリングや相談にお越しになる多くのお母さんも実に「言葉」に気を付けていらっしゃいます。

「でも！我が子とのコミュニケーションがうまくいかない・・・」と悩まれる方が多いです。

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言葉に頼り過ぎる”言葉がけ”だとうまくいかない

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言葉がけを気を付けて頑張っているのに我が子とのコミュニケーションがうまくいかないと悩むお母さんの多くが、言葉に頼り過ぎている様子が見受けられます。過度に言葉だけ気を付けているという状態です。

例えば・・・

子「休み時間にAちゃんの机にぶつかったらAちゃんの筆箱が落ちちゃったの。Aちゃんに”ムカつく”って言われ、こっちもムカつくって感じだった」

親「そうか・・・たまたま落ちちゃたのにムカつくって言われて、嫌な気持ちになったんだね」

という具合に、子ども本人がムカつくという嫌な気持ちを感じた部分だけ言葉がけしていることが多いようです。

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子どもは言葉よりもお母さんの表情や態度を感じている

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子どもはお母さんが想像するよりも感じています。

”お母さんの気持ちの状態”

機嫌悪そう、良さそう、忙しそう、嬉しそうなど、子どもなりに察知しています。逆に言えば、耳から入る言葉よりも自分が見たり感じたりするお母さんの体全体と雰囲気からお母さんを感じ取るんです。ですから、言葉頼り過ぎた「言葉がけ」では結局うまくいかないんです。

あなたが言葉に頼り過ぎていないか？を確認する簡単な方法は、あなたのおへそか膝の向きを思い出してみてください。

あなたのおへそまたは膝が子どもの方に向いていれば基本の基本はOKです。お互いのおへそか膝が向き合っているならば最高です。もし向いていないと感じるならば、今日から子どもと話す時、1日1回でもいいので、あなたが子どもの方に自分のおへそか膝を向けたうえで「言葉がけ」をしてみてください。

不思議なことに、おへそか膝が子どもと向き合っていると、顔が自然と子どもに向きます。手元が何か違うことをしていたとしても子どもへ視線を向けることは多くなります。例えば、食卓中とか、洗濯ものを畳みながらだとしても、おへそか膝が子どもに向いている限り、子どもへ視線を向けることは格段に増えます。

我が子に向けた膝かおへその向きにより、あなたの体全体と表情と言葉から、子どもはあなたの伝えたい言葉や気持ちを受け取っていきます。

「え？そんなこと？」と感じた場合は想像してみてください。例えば、あなたがご主人に話しかけても「この人ちっとも聴いてないわ！」と思う時が1度や2度あると思います。その時のご主人のおへそか膝があなたの方に向いているか？お互い向き合っているか？思い出してみてください。

是非試してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。