【発達障害/脳科学】苦手・嫌なことをせざる得ない時は、自分が簡単にできそうな小さな目標の細切れ設定が効果的
「やっと分かってもらえた!」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。
子どもも大人も苦手、嫌いだけどどうしてもする必要があり、半ば嫌々取り組むことの一つ、二つあるのではないでしょうか?
・本当は嫌だけど、誰かがやらなきゃいけないからやる
・苦手だけど我慢して頑張る
・このくらい出来るようにならなきゃいけないから練習する
・嫌だけど我慢するしかない など・・・
苦手や嫌いといったネガティブな気持ちが前面に出てしまうような時です。また自分に向かってだけでなく、我が子にも似たようなことを言ったことはないでしょうか?
可能であれば苦手や嫌いといったことは誰もが避けたいものです。しかし、どうしてもそうはいかないことがあるのも事実なので、出来ることならネガティブな気持ちから少しでもポジティブ、前向きな気分に切り替えて物事に取り組めるようになりたいと思いませんか?
このような時、脳科学の知識を知っているかどうかで大きな分かれ道になります!
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苦手・嫌なことをせざる得ない時は、自分が簡単にできそうな小さな目標の細切れ設定が効果的
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私たちは何か取り組むときに目標を設定し、達成感を味わいたい!と思うものです。そしてその目標も大きいほどに良いとよくいいます。また成功や達成感もできるなら大きい方がいいと考えがちです。
実際に、脳も成功や達成感といったポジティブな気持ちの要素は、脳を十分機能させるのに大事な要素です。
しかし!脳は、ことの大小を認識しない特性を持っているので、私たちが大きな目標、成功、達成感のために無理して頑張っても、その無理して頑張った大変な努力、想い、苦労を考慮しないんです。
つまり、大きな目標を掲げた時と小さな目標を掲げた時で感じる達成、成功の差異を私たちは強く感じますが、脳は”同じ”として捉えるということです。
そのため、大きな目標にむかって、我慢しながら無理に頑張って成功と達成感の道をいくよりも、同じ目標を小分けにして、小さく、少な目でも細切れに、成功と達成感を体験できるようにしていく方が、脳にはとても効果的なのです。
「小さな成功体験を沢山積み上げていく」
そんなイメージです。
大きな目標を持つことは大事です。でも、確実に、ポジティブに取り組みながら達成していくには、脳の特性を知った上で取り組む方が目標達成の近道です!
発達障害の特性を持つ子どもの場合、キチッと正確に完璧にしたい!と思う傾向が強いことがあります。そのため、ついつい大きな目標や達成感を求めがちで、客観的にみて”十分できているよ!”と他者が伝えてもその褒め言葉が伝わらない時があります。これは大人の発達障害、2次障害として精神疾患をお持ちの方は特にその傾向が強い印象があるのですが、脳科学や脳の特性を考えると自分の頑張りを無しにしてしまっていることになり兼ねないので勿体ないです!
脳は達成感や成功の大小より、それらを味わったり体験する機会の多さの方が重要です。勉強、趣味、仕事、スポーツなど、あらゆる面で活用できますので、是非、日常の子育てや自分の人生にも取り入れていきたい脳科学です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
最初の一歩は”話してみること”
- 発達障害に特化した支援方法を知りたい
- 発達障害の傾向が見られるがどうしたらいいか分からない
- 学校の先生に子どもの特性を理解してもらえない
- 目の前の問題を改善をしたい
- 子どもの将来の自立と自律に必要なことを知りたい
- 子どもの癇癪、パニックの対処を知りたい
- 子どもを怒鳴ったり叩いたりするのをやめたい
- 子どもの本当の気持ちを知りたい
- 子育てが辛くて、母親を止めたい気持ちになる
- カサンドラ症候群かもしれない
1つでも当てはまる方は、個別カウンセリングをお試しください。
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発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室
心理カウンセラー 立川 洋子
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