発達子育ては、親の気持ち、考え、発達の特性よりも「我が子の傾向」を観ることが大事
「お母さんをやめたい!」と思うほど子育てに疲れた発達障害・グレーゾーンのお子さんをおもちのお母さんへ
発達特性の”困った”を発達させながら親子で自信を育み、将来の自立と自律につなげる情報をお届けする立川洋子です。
発達子育てを頑張るお母さんのご相談やカウンセリングをお受けしている中で、子育てに困り感を抱え苦戦しているお母さんには、ある一定の傾向が見られます。具体的には2つの傾向があります。一つはお母さんの「気持ち」で、もう一つはお母さんの「考え(価値観)」でなんとかしよう、なんとか乗り切ろうと頑張っている場合です。
発達障害(グレーゾーンも含む)の特性を持つお子さんとお母さん自身は別々の人間です。そのため、感じる気持ちも考えも実は違います。そのため、同じ物事に対してすることもやり方も異なって自然です。が、親は先を見越したり周囲との協調を考慮して「こうしたほうがいい」「こうしなきゃ」「こうであるべき」「そうしないといつか困っちゃう」「この子がこの先大変なことに、苦労することになっちゃう」といった自分自身の「気持ち」と「考え」で我が子の関わってしまいがちです。
また、この「考え」の中には、発達障害の診断を受け、発達障害(自閉症スペクトラム、ADHD、LD)の特性について一生懸命勉強し、一般的な発達の特性を踏まえて子どもとかかわろうと頑張るお母さんもいます。でも、なかなか我が子との関わりではうまくいかないと悩むお母さんも多いです。
発達子育ては、親の気持ち・考え・発達の特性よりも「我が子の傾向」を観ることが大事
ここで誤解の無いようにお伝えしたいと思いますが、親の気持ちや考えは重要ではないということではありません。とっても大事です。大事にしながら我が子と向き合う時は一旦ゼロベースで、先入観や固定観念など思い込みを外すということです。
ちょっと難しいと感じた場合はこうしてみてください。
「もし、他の可能性もあるとしたら何が考えられるだろう?」
例えば、過去の私の場合です。発達障害自閉症スペクトラムの特性を持つ息子の日々の癇癪やパニック、やらなきゃならないことをちっともやらない息子に毎日イライラと疲弊感でいっぱいでした。普通ならできそうなことがちっともできないというよりやらないだけだと思っていました。何度言っても出来るようにならないことに「なぜ?」が私の頭の中はいっぱいでした。そして、よその子は出来ているようなのに、我が子は出来ていないという現実が焦りにもなっていました。
そんな時、ふとこんなことを考えが浮かびました。
「私はこの子がやらないことにイライラしているけど、もし、他の可能性があるとしたらなんだろう?」
この次に思ったのはコレです。
「この子がたたやらないだけと思ったけど、もし、出来ないのだとしたらどうなんだろう?」
この「もし?」を自問自答することで、私は初めて「我が子の傾向」を「ゼロベース」で観ることが出来るようになりました。そして、あらゆる関わり方が一変しました。
そのため、相談やカウンセリングでもお母さんたちに問いかけます。
「もし、他の可能性もあるとしたら何が考えられますか?」
これを読むあなたも、もし、発達子育てに困り感を抱えているなら、是非ご自身に問いかけてみてくださいね。あなたの困り感を解消する光が見えるかもしれません。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
最初の一歩は”話してみること”
- 発達障害に特化した支援方法を知りたい
- 発達障害の傾向が見られるがどうしたらいいか分からない
- 学校の先生に子どもの特性を理解してもらえない
- 目の前の問題を改善をしたい
- 子どもの将来の自立と自律に必要なことを知りたい
- 子どもの癇癪、パニックの対処を知りたい
- 子どもを怒鳴ったり叩いたりするのをやめたい
- 子どもの本当の気持ちを知りたい
- 子育てが辛くて、母親を止めたい気持ちになる
- カサンドラ症候群かもしれない
1つでも当てはまる方は、個別カウンセリングをお試しください。
LINEでのお問合せ、お申込み、簡単なご相談も可能です。
LINE特別イベントもありますので、良かったら登録してくださいね。
発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室
心理カウンセラー 立川 洋子
E-Mail:tatsukawayoko@gmail.com
Facebook:https://www.facebook.com/kakekomisoudan/
Instagram: https://www.instagram.com/tatsukawayouko/