自主的に気持ちよく動いてもらうためには一旦相手の行動を認めることが必要
「してほしいことが、なかなかしてもらえない・・・」と困っていることありませんか?
ご家庭でも、会社でも、よくあるのではないかと思います。例えば、子どもがゲームばかりしてなかなか宿題をやらなかったり、会社では後輩や部下に自主的に動いてほしいのに分かりきったことも確認ばかりして進みが遅いなどです。
今出来ていることを認めてからリクエストする
してほしいことをなかなかとりかかってもらえない、してもらえないというご相談をお聴きすると、大抵、否定的な表現や詰問口調で相手に話しかけていることが多いです。
「ゲームばかりやってないで宿題やりなさいよ」
「少しは片付けて、ちょっとは手伝ってよ」
「明日の支度はしたの?してないの?」
これを読んで、あなたは「よし!宿題やろう!」とか「よし!お手伝いしよう!」と思いましたか?
正直思えない・・・と感じたのではないでしょうか?
人は、子どもでも大人でも、やろう!とする時、否定的なことを言われると一気にやりたくない気持ちが増して、自主的に動こうというよりも「やりたくない・・・やるものか!」と逆効果になってしまいます。
そのため、動いてもらうためにも、欲を言うなら自主的に気持ちよく動いてもらうためにも、一旦相手の行動を認める声掛けが必要です。相手にとってポジティブに感じられることを伝えてみましょう。
「ランドセルはもう片付けたんだね。そのゲームが1回終わったら宿題やろう!」
「食べたおやつ片付けてくれてるのね。じゃあコレ手伝ってくれるかな?」
このように相手が既にやってくれたことややってくれていることに注目して肯定的な言葉をかけましょう。その後にしてほしいことをお願いの形や誘う形で伝えましょう。
この言葉がけは、相手を日頃からよく観ていることでできます。また、無理やりでも相手が既にやったことややっていることを見つけるこちら側の努力も必要です。
宿題もお手伝いも日常的な事なので、やっていなければいないほど目につきます。が、長い目で考えれば、その人の人生において自主的に出来るようになった方が得策であることだと思いますので、お互いに長期戦を覚悟でコツコツ取り組んでいきましょう。
長期戦といっても個人差があり、1ヶ月程度で効果が感じられることもあるので、まずはこれを読むあなたが挑戦してみてくださいね。また、これをやっても効果がない!という場合は是非、当相談室にお気軽にご相談くださいね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
最初の一歩は”話してみること”
- 発達障害に特化した支援方法を知りたい
- 発達障害の傾向が見られるがどうしたらいいか分からない
- 学校の先生に子どもの特性を理解してもらえない
- 目の前の問題を改善をしたい
- 子どもの将来の自立と自律に必要なことを知りたい
- 子どもの癇癪、パニックの対処を知りたい
- 子どもを怒鳴ったり叩いたりするのをやめたい
- 子どもの本当の気持ちを知りたい
- 子育てが辛くて、母親を止めたい気持ちになる
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