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発達障害(自閉症スペクトラム)の子育てと、企業に常駐して大人の発達障害や精神疾患をお持ちの方の業務支援(ジョブコーチ、サポーター)の経験をもつ心理カウンセラー立川洋子です。
毎日暑い!コロナ感染者が増大しているなか、家庭で過ごすことが多い夏休み時期かと思いますが、お子さんのパニックや癇癪に困っていることはありませんか?
その癇癪やパニック。
普段からあまり汗をかきにくいや、声掛けしないと水分をとりずらいや、トイレに行く回数がが少ないなどの傾向があるお子さんの場合、実は、水分収支に起因している可能性があります。
※水分収支:汗や尿など、水分補給と排出の関係
汗をかきにくい状態は、夏の季節は脱水の危険だけでなく、実は、情緒(イライラや不安などの感情)や感覚(聴覚過敏など)への影響があります。それが大きくなると、パニックや癇癪といった症状として出てきたり、更に悪化した場合、問題行動と呼ばれる自傷行為、他害行為やものの破壊行為、ひきこもりなどにも発展することがあります。
水分は全てが体の中に吸収されるわけではありません。必要な組織、器官など体の中で吸収され、余剰となった分は体の外へと汗や尿で排出されて行きます。水分補給と余剰分の排出が正常化されると体がむくむや怠いなどの不快な感覚や症状はなく、健康的です。
がしかし、これがうまくいかないと、体内の水分が不足し、血液濃度が濃くなって心臓への負荷が大きくなります。
その負荷がきっかけになって生じる不快感が更にいろいろな症状を引き起こします。例えば、色々なことに過敏になったり、出来事やもの、人への反応が大きくなってイライラや不安なども増大するなど情緒への影響が出ます。
その結果、体の中や身体症状の不快感や辛さから、パニックや癇癪、自傷や他害行為、物の破壊行為などを引き起こしてしまうことがあります。
そのため、この2つを確認してみましょう!特に暑い夏場と寒い冬は気を付けたいです。
子どもは特に体の不快感が言葉で十分表現ができません。
大人の発達障害の方の中でも、仕事のパフォーマンスが落ちたり、疲れやすいくなって体調を崩したり、不安が強まって出勤ができなくなるという方がいますが、水分補給と排出の水分収支を確認すると、そのバランスが崩れている方が稀にいます。意識して水分をとるよう指導をしていくと、疲労緩和や気分の落ち着きに繋がることもあります。
発達障害の特性を持つ場合で、パニック、癇癪にお困りの場合や情緒や感覚の不快感にお困りの場合、普段の休養だけでなく、一度、水分の収支バランスを見直してみてくださいね。
その他、発達障害(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、ADHD)の子育て、コミュニケーションや関わり方、就労などのご相談をお受けしています。是非、初回体験カウンセリングをご利用ください。
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発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)
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