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「やっと分かってもらえた!」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。
発達子育てを頑張っているお母さんからのご相談で学校の先生に関係するご相談も頂くことがあります。特に我が子が普通校の普通級に所属している場合、学校の先生とのかかわり方やサポート体制について、このようなお母さんの気持ちを良く聴きます。
※普通級・・・地域によっては一般級・通常級という表現しているところもありますが、学習や生活面においてその子の障害特性に応じた個別支援や指導をしてくれる支援級・個別級とは違い、一般的なクラスのことです。尚、学校により普通級でも個別支援をお願い出来る場合があります。
”先生が我が子の特性を理解してくれない・・・”
”お願いしても学校は支援をしてくれない・・・”
”そもそも先生との話し合いがうまく出来ない・・・”
一方で、発達っ子の我が子が普通級に所属しながら、学校生活も友達関係も多少のトラブルや問題はありつつも、学校の先生とも本人ともお母さんもうまくかかわっているお母さんもいます。
この違いは何だと思いますか?
発達障害の特性をもつ我が子が学校生活を楽しく過ごし、自分なりの目標や夢に向かって自分らしく生きて欲しいと思うならば、是非読み進めて欲しいです。
ちなみにこの違いは、障害福祉の相談員として地域の小学校と中学校の普通校の先生方とも一緒に発達っ子の子どもの支援をしてきた経験と発達障害専門カウンセラーとして個別相談やカウンセリングをしてきた両方の経験から自信をもって言えることです。
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我が子の言葉を聴いているかどうか?
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最も大事なのはこの1つだと言っても過言ではないと私は思っています。
「我が子の言葉を聴く」
うまくいっていないお母さんの場合、我が子と話していてもお母さんが聴きたい事、言たい事、してほしいことを伝える等、お母さん主導の話になっていることが多いです。つまり、実質お母さんから我が子への一方通行の話しになっているコミュニケーションスタイルになっています。
そのため、お母さん自身が我が子の”気持ち”や”希望”を実は知らず「うちの子はきっとこう感じていると思う」「多分こうだと思う」「実はあまり子どもの気持ちや希望を聞いたことがない」とお話しされることがとっても多いです。そして、子どもの気持ちや希望を知らないまま、現状や未来をどうにかしようとしています。
時には力業でどうにかしようとします。(過去の私はそうでした)でも、当たり前ですが子どもにも感情や意思があるので、親の予想や想像、想い通りにはいかないことが殆どです。そのため、子どもの大きな反発や先生との関係性悪化を招きます。そうなると親子で苦しみ続ける事になるで早急に改善が必要です。
そして、これは学校の先生にも言えることです。
学校の先生と一緒に支援やサポートを考えていくための会議(カンファレンス)をすると、先生も「きっと」「恐らく」というような想像や予想の話と「生徒には直接気持ちや希望を聴いたことがない」とお話しされる先生が多いです。
親も先生も想像と予想の範囲でお互い話すようになるので、誰のための支援で、どこを目指すかがブレてしまい、建設的な話しや取り組みが実施されないようになります。
一方、先生とお子さんの両者とうまくかかわっているお母さんは、お子さんと向き合って話し、お子さんの気持ちや希望をお子さんの言葉で聴いていることが多いです。無論、このような場合でも、先生や我が子との関係がうまくいかなくなることもありますが、我が子の言葉で我が子の気持ちや希望を日頃から聴けている場合、トラブルが発生しても修正が早いです。
そのため、日頃から子どもの特性理解は勿論、子ども本人の言葉で、子どもの気持ちや希望を聴くことがとても大事です。
もし、これを読むあなたが「子どもの言葉で子どもの気持ちを最近聴いていないかもしれない」と感じたら、是非、子どもとのかかわり方、話し方を見直す良い機会として見ませんか?
発達子育てや子どもの学校生活を豊かにしていくために、学校の先生に協力してもらうためにも、子ども本人の気持ちと希望を知ることはとても大事です。
子どもとのコミュニケーションや話し方がよく分からない場合や学校の先生とのかかわりについて悩む場合は、お母さん一人で悩まず、一度学校と利害関係のない専門家に相談することも改善の秘訣です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)
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