発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室

「やっと分かってもらえた！」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。

「この子は何度言ったらわかるの？」

「なんでいつもこうなるの？」

「どうしてなの？」

子どもに日頃から口を酸っぱくして言っていることなのにまたやらかした！ということはないでしょうか？

子どもがやらかしたこと･･･

例えば、

忘れ物、失くし物、宿題忘れ、提出忘れ、便りや勉強道具の持ち帰り忘れ、友達への乱暴な言葉遣いや行動、嫌いな子への極端な言動、教室からの脱走、先生への反抗的な態度、授業中に関係ない事を堂々とする、時間を守らない等など･･･

家庭の中でも我が子に注意や話を何度もしているのに繰り返してしまい、改善されずに困っていませんか？

もしかすると

”注意のし過ぎ”が原因の一つかもしれません！

発達特性が見られる場合、我が子の発達特性を理解することはものすごく大事ですが、更に注意を促す時に単なる「注意」や「繰り返し叱る」ではかえって逆効果です。

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一旦注意をやめて本人がどうするか任せてみる

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本人がやらかす事柄の中には、本人の意思とは無関係にどうしてもやってしまうことがあります。それが発達特性に起因する事柄なわけですが、だからといって、繰り返しそれをしていると本人も周囲も困ってしまうことが時間差があれ起こります。

親は我が子の今と将来の心配や周囲への申し訳なさから、繰り返し何度も何度も注意したり言い聞かせたり、環境調整などの工夫を施して頑張ることもあります。

できることはやっている。なのにうまくいかない・・・

発達子育てはそんなことの繰り返しかもしれません。

繰り返し繰り返し話してもダメなら、一旦やめて見ましょう。すごく冷たく感じるかもしれませんが、一旦本人に任せてみましょう。

今まで繰り返し言ってきたならば、子どもなりに考えているものです。子どもなりに考えているにも関わらず親があれこれ言ってしまうと、自分の考えを話すチャンスも、やってみるチャンスも失い、そのうちこんな風になってしまい兼ねません。

「どうせ僕/私は出来ないから」

「どうせお母さんが言う通りにしないとダメだから」

そのままにしておくと、無気力、自信喪失、他力本願のようになってしまい兼ねません。

先生から「今日こんなことがありました」といわゆる先生から困ったことの連絡があると、親としては冷や冷やしたり、イライラしたりするかもしれません。（実際私はイライラがすぐに頂点に達していました）

でも、そこはグッと堪えて、敢えて本人に任せてみることを一度でいいのでお母さんのあなたが選択してみてください。怖いかも、不安かもしれませんが、あたなも挑戦してみてください。

その際、「これについてはあなたに一旦任せるよ。分からなくなったらお母さんに聴いてね」とだけ伝えてから、任せるようにしてください。

最初からうまくいかない可能性がありますが、結果ではなく、挑戦している姿を見ていきましょう。必ず以前の我が子よりも成長している”何か”が見えます。その”何か”が一つでも、僅かでも見つかれば、任せていくことで十分成長していく可能性があるということです。

子どもは自分でやってみることを、あなたは本人に任せて見守ることを、一緒に挑戦していくこです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。