発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室

『お母さんをやめたい!』と思うほど発達子育てに疲れたお母さんへ
我が子の癇癪、パニック、逆ギレを減らし、困り事を改善しながら自信を育む発達障害専門カウンセラー立川洋子です。

あなたはイライラしないようにしたいけど、子どもや夫にイライラしたり、イライラのコントロールができなくなって爆発してしまうことはありませんか？

カウンセリングや相談で、子どもも大人も関係なくこの種の相談は多く、皆さん”イライラしないように”とものすごく頑張っているけどイライラしてしまうと悩んでいます。

実は”イライラしないように”と頑張っても残念ながら逆効果なんです。そのため、今日を期に効果的な方法を知ってくださいね。

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断然効果的！怒らないようにしたいなら”イライラしないように”ではなく”自分を満たす”

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心理学の”シャンパンタワーの法則”をご存知でしょうか？シャンパングラスをタワーのように積み上げ、そのグラスを人間関係のエネルギーの流れにみたてたものです。

一番上を自分自身、二番目をパートナーや家族など身近な人（子どももここに入ります）、三段目は知人や友人、職場の仲間、四番目をお客様や地域の方がたに見立てます。

イライラを感じるのは自分のグラスが空っぽ、または十分満たされていないのに、2段目以降のグラスを満たそうと頑張っているから。つまり、自分よりも他者優先になっているからです。

実際に自分のグラスを満たすよりも他者のグラスを満たし続けると、こんな思いがわいてきます。

”いつもやってあげてるのに･･･”

”私、自分のことは後回しにしてまでやってるのに･･･”

”どうして気づかないの？”

”どうして分かってくれないの！！”

どんなに他者優先で頑張っても自分のグラスを満たしてくれる他者はいません。自分のグラスは他の誰でもない自分自身しか満たすことができません。

ここであなたに知ってほしいことがあるんです。それは、あなたは自分よりも他者を想い、気にかけ、大切にする優しい人だということです。

目の前の人にたとえイライラしても、それは自分のグラスを満たすよりも他者の心のグラスを一生懸命満たそうと、一般的に頑張り過ぎと言っていいくらいに頑張っています。その裏には、あなた自身のグラスが満たされていないように、あなたの心は悲鳴をあげていたかもしれません。それは、自分に対して厳しいとも言えます。

そのため、あなたの本来の優しさを少しでもいいので自分自身に向けて、自分のグラスを満たすようにしてみてください。

それは、自分を自分で満たすことであり、自分に優しくなることです。例えば、自分の好きなことをする時間を作る、自分の大好物を食べるなど、日常の中でできることで良いんです。出来るだけ簡単に無理なく出来ることであるほどいいです。

自分の好きなことをするなんて自分勝手じゃないか？と思わずに、あなたのやりたいことをやってみましょう。ことの大きさは関係ありません。自己満足でOK！

大事なのは

日常生活の中で自分を少しでも満たすこと。

そして、誰かと接する時は少しでも自分を満たしてからにすること。

そうすれば、”イライラしないように”と頑張らなくても、満たされているあなたは”イライラ”を感じにくくなります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。