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「お母さんをやめたい!」と思うほど子育てに疲れた発達障害・グレーゾーンのお子さんをおもちのお母さんへ
発達特性の”困った”を発達させながら親子で自信を育み、将来の自立と自律につなげる情報をお届けする立川洋子です。
人とかかわっていく中で、目指しているところは同じでも意見や考えが対立して悩むことはありませんか?
例えば、夫婦間における子育て方針や子どもの進学問題、親子関係におけるいつ宿題をするのか問題、仕事関係ならば上司やプロジェクトチームの仲間との間においてなど、日常の中で意見や考えが対立するなどです。これらはほんの一例ではありますが、お互い違う価値観を持っているので違いがあって当然です。当然なのにどうして違いを受け止めるのではなく、対立し、悩んでしまうのでしょうか?
目的地まで辿りつくまでの
「自分の方法」を相手に強制するから対立して悩む
言い換えるなら、相手を「察する」ことが出来ないからとも言えます。
例えば、東京から大阪に行くとします。その交通手段は1つではありません。新幹線、飛行機、車、長距離バスなどがあります。Aさんは早くて便利な飛行機、運転が得意なBさんは車など、目的地の大阪までいく方法は人それぞれです。どの方法をいい!と思い選ぶかは、その人の今までの生き方や1日の過ごし方などさまざまなことによります。
毎日一緒に過ごす夫婦や親子でも、毎日一緒に仕事する仲間でも、それぞれの生き方や価値観によって大切にしていることや大切にしたいことも、選ぶもの・ことも全く異なります。そのたえ、お互いの考えや意見を伝えあい、話し合うことがとても重要です。
意見や考えが対立した時、それぞれが主張する事には必ず理由があります。そのため、自分の方法を相手に強制するのではなく、まず理由を聴き、相手の考えを否定せずに聴きましょう。そして、自分の意見を相手に伝えながら、一緒に話し合うことが対立や悩みを避けられる方法です。
また、一呼吸おいて自分の考えや意見を相手に強制していないか?と自分に問いかけるのも有効ですので、併せて試してみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
最初の一歩は”話してみること”
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発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)
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