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ただ気持ちを話すだけで
なにをやっても報わない重苦しい過去がふわっと解けはじめ生きる勇気がわく
やさしい自分育てなおしをサポートするリライフカウンセリング立川洋子です。
発達障害(自閉症スペクトラム~ASD、ADHD、アスペルガー症候群、自閉症)の特性をもつ人や何かしらの事情により、問題行動を引き起こし、本人もその家族も苦しいことがあります。
※何かしらの事情:背景や要因はさまざまで、表面に見えてくるのが不登校や引きこもりなどの場合もあります。
※発達障害の特性を持つ人がみな、問題行動を引き起こすわけではありません。
前回のブログで、その問題行動をそもそも防ぐべきか? についてお伝えしました。
→詳しくはコチラ:【発達障害】【子育て】問題行動を防ぐべきか?私はYESだけど一部では・・・
今回から問題行動の対処についてお伝えしたいと思いますが、その前に、”問題行動って何を指すのか?”についてまずお話しします。
問題行動とは、”自傷行為”または”他害行為”や”(ものの)破壊行為”です。
1.自分を傷つける行為
2.他人を傷つける行為
3.ものを壊したり破壊する行為
このうち、2,3は状況により犯罪に発展してしまう可能性も否めません。そして、1は(1に限ったことではありませんが)自分が暮らす地域で他者とかかわりながら暮らしていくことが難しくなる可能性があります。
そのため、どんな特性をもっていても、どんな背景や経緯があっても、その人が自分らしく、そして他者ともかかわりながら生きていくためにも、問題行動は早めの対処や予防が必要です。
我が家の場合。
息子がまだ小学1年生の頃、家庭の中での問題行動が目立ちました。
例えば、宿題が分からなくなるとパニックになり、周りにあるものを手あたり次第に投げて壊す行為。その結果、テレビや襖、部屋のドアは壊れました。絨毯には、夕飯が散らかりました。
当時の私は、そんな息子を力でおさえつけることしか知りませんでした。
「いい加減にしろ!」
「何が気に入らないんだ!」
「こんなこともできないのか!」
と、言葉でも息子を責めつづけてコントロールしようとしました。
しかし、反撃する息子の力は日に日に強くなり、私の腹や足、背中に痣が出来るようになりました。その結果、ある日、息子はキッチンから包丁を持ち出し、”死んでやる!””お前(私のこと)を殺してやる!”と叫ぶようになりました。
ここまで来て初めて、私はことの深刻さに気付きました。
このままではいけない・・・
力や言葉でおさえつけではいけない・・・
問題行動は、本人も、その家族も苦しめます。
そして、相談した先での対応の如何により、直接的にも、間接的にもさらに傷つくようになります。
当時、私は虐待110番、児童相談所や学校カウンセラーに相談をしましたが、どこも言われることや対応は同じでした。単なる傾聴か、またはお母さんのかかわり方が悪いということ。ひとり親であったため、その環境が良くないとも言われたことがありました。間接的に傷つく連続でした。
幸い、私たち親子はある一人の専門家に出会ったことで救われましたが、私たち親子のように苦しい思いをする親子を一人でも減らしたい!です。
経験者だからわかる事、経験者にしか分からない事もあります。早めにご相談ください。
最初の一歩は”話してみること”
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発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)
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