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発達障害の我が子を育てながら
ジョブサポーターとして企業に在籍し
発達障害の特性を持つ方々の支援を
してきた心理カウンセラー立川洋子です。
発達障害のうち、
自閉症スペクトラム(ASD)の特性
を持つ方と意思疎通する時の秘訣を知っていますか?
コミュニケーション特性を傾向を逆手にとることです。
発達障害の特性は、
マイナスにとらえられがちです。
実際に、日常生活や仕事面でも
意思疎通エラー
※コミュニケーションエラーとも言います
の原因は、障害特性からくることが多いからです。
でも、
全ての傾向や特性をマイナスと捉えず
逆手にとって活かす関わりをすると
意思疎通エラーを防げます。
これらの特性を踏まえ
字義どおりで伝わる言い方をすればよいのです。
ASDの息子の中学では、
学校行事によって制服かジャージか
着るものが違います。
分からなくなった息子は
LINEで友達に聞きました。
(”聞く”行動もASDにとってはハードルが高いため、それが出来るのも素晴らしい!)
解決したかと思ったら
深刻な顔をして私の所にやってきました。
息子)
あの・・・
友達に今日ジャージか聞いたんだけど
「そうじゃないかな?」って
言われたんだけど、これってどっち?
ジャージ?制服?
LINEの返事にある
「そうじゃないかな?」という
日本語表現だけを見ると
「ない」と否定形なので
「ジャージではない」と思ったけど
「?」があるから真意が分からなくなったのです。
ASDの特性を知っている私としては
「ASDの特性らしい!息子らしい!」と
余裕がありますが、知らないと「?」がいっぱいかもしれません。
ASDの特性を持つ人にとって
障害特性だけではなく、
言葉の省略ありき
言葉の裏も含む表現多数
以心伝心ありきの文化の日本語は
日常の困り感の原因になると痛感します。
コミュニケーションしたくても
しづらい、分からない、怖いと
なってしまいがちです。
一方、ASD傾向を知らない人は
なぜそんなことも分からないんだ!
と誤解しがちです。
こうして意思疎通エラーは
いつでも、どこでも、意図せず
簡単に起こり、最悪対人関係にも響きます。
”自分を好きで
自分らしく生きて欲しい!
自分が大切にしたい仲間と人生を楽しんでほしい!”
私は、
息子だけでなく多くの方のために
そんな生き方を送る一助になりたいと思っています。
特に
発達特性を持つ人との関わりにおいては
特性を踏まえた伝え方で
防げるエラーがあり、
意思疎通が出来る方法があります。
元日本語教師として
日本語の特性を知り尽くした
知識と技術と
発達障害の知識と支援経験を使い
発達特性を活かしたコミュニケーションの
秘訣と具体的な方法をお伝え出来ます。
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発達障害専門カウンセラー 立川洋子(たつかわようこ)
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