発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室

『お母さんをやめたい!』と思うほど発達子育てに疲れたお母さんへ
我が子の癇癪、パニック、逆ギレを減らし、困り事を改善しながら自信を育む発達障害専門カウンセラー立川洋子です。

子どもの癇癪などの問題行動に困っていたり疲弊している時、なるべく早くに止めたい！減らしたい！なくしたい！と思うけど、ご夫婦間で問題行動に対する意見が割れていることはありませんか？

例えば、癇癪等の問題行動に対して、お父さんは「そのうち良くなる。」と考え、お母さんは「発達障害の特性からくることじゃないかしら。」と考えているなど、癇癪についても考えが異なり、ご夫婦間で共通の理解も、認識もないという状況です。

癇癪などの問題行動を減らしたい！改善したい！なくしたい！というとき、このご夫婦間の共通理解や認識がない場合、特に家庭の中での癇癪などについては改善をしていくことを難しくさせてしまいます。

なぜなら、夫婦間での見解の相違に対し、それぞれが自分の考えを理解させようして、相手の理解の不足点、謝った認識や理解を分からせようとか補おうとしてそれぞれの考えを無意識に強化させてしまい、なかなか子どもの問題行動の変化や改善まで手が回らなくなるからです。

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子どもの癇癪などに対する考えが夫婦間で違う時、それぞれの考えの裏付けをとってみよう

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裏付けとは、自分の考えと子どもの癇癪等の問題行動の照らし合わせです。

癇癪の原因が発達障害の特性からくるものだと思うならば、少なくとも以下の点を照らし合わせる必要があります。

・発達障害の特性とはどんなか？

・我が子の癇癪の原因と思われる事柄がその特性に当てはまるか？

この2点を少なくとも理解し、確認する必要があります。

また、「そのうち良くなる」と考えている場合、同様にその根拠を考えてみましょう。もしかすると、専門家の意見やデータと我が子の言動が類似していてそう考えている等、その人なりの考えがあるのかもしれません。

ハッキリ言って子どもの癇癪などの問題行動を減らしていくには一人ではとても大変です。

あまりにも大変で、辛くて、苦しくて、途中で挫折しそうになります。心が折れそうになって沢山泣きたくなったり、もう何もかも投げ出したくなったりします。

そんな時、頼りになるのは夫、妻、パートナーであり、家族です。一緒の方向を見て、一緒に取り組むことで早く癇癪をおさめたり、減らすことへと近づきます。

なにより、癇癪を起してもっとも困惑して辛い気持ちの子ども自身が、実は癇癪をやめたい！と想っているので、子どもの助けにも確実になります。

そのため、それぞれの考えが合ってる、合ってないと互いの考えを評価したり、分からせよう、補おうとする前に、親の自分の考えとその理由や根拠を照らし合わせることをしてみましょう。

そして、共通の理解や認識を持てたら、我が子のあった癇癪、パニック、逆ギレを減らす手立てを考え、手当てをしていきましょう！

もし、これを読むあなたがひとり親や夫が単身赴任中など、すぐ隣にパートナーはいなくてワンオペで協力者も、共通認識を得られる人も、助け合える人もいないという場合でも安心してください。そのような環境でも癇癪などを減らしていくことは可能です。なぜなら私自身がひとり親で我が子の酷い癇癪を減らし、失くしていくことができたからです。そのコツをあなたにお伝えしていくことができますので安心してくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。