発達子育てを頑張るお母さんのための駆け込み相談室

「やっと分かってもらえた！」
発達子育ての実体験からくる深い共感力と心理学・脳科学に基づく具体的な方法で我が子の問題行動をこっそり改善させる発達障害専門カウンセラー立川洋子です。

発達障害またはその傾向をもつ我が子の子育てで気持ちが後ろ向きになることはありませんか？

例えば、児童精神科医より診断を受けたのだから明確な事実として頭では理解しているつもりだけど否定したくなる自分に気づいた時、日常生活の中で発達特性からできない、苦手と分かっていることにガミガミと怒ってしまい自己嫌悪になってしまった時、我が子の将来が心配で不安になる時など、あげればキリがないかもしれません。

実際に我が子の発達特性を受け容れる（受容する）のは容易な事ではありません。学校カウンセラー（ＳＣ）や福祉などの公的相談機関に行くと”お母さん、ありのままを受け容れましょう”とはよく言われます。が、そう簡単にできるものではなく、不安、葛藤、自己嫌悪など、後ろ向きな気持ちになるのも、受け容れや我が子の理解に時間がかかるのも当然です。

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”後ろ向きの気持ち”は我が子を受け容れる力をためているとき

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葛藤や不安、自己嫌悪などを感じるのは心であり人間の脳です。

脳には「可塑性（かそせい）」という”ちょっとずつ変われる”という標準機能があります。標準機能なので誰にでもその機能が元々あるということです。そして、この”ちょっとずつ”というのがとても重要なポイントです。

言い換えると、「急には変われないけど、ちょっとずつならば変われる」ということです。我が子の発達特性について置き換えてみましょう。

「発達特性を急には受け入れられないけど、ちょっとずつなら受け入れられるようになる！」ということです。

そのため、今あなたが我が子の発達特性と向き合い、不安や葛藤などを抱えて後ろ向きな気持ちになっていても大丈夫だということです。だって、「ちょっとずつなら受け入れられるようになる」ように脳機能は標準装備されているからです。受け入れまでの時間に個人差があるにせよ、受け容れられないわけではないんです。

そして、後ろ向きな気持ちのようにみてても、実際には我が子に対して色々な思いや考えを巡らせていると思います。それは我が子への愛情をためこんでいる時期ともいえます。その愛情を発達特性をもつ我が子に分かるように届けるのにはちょっと工夫や知恵が必要かもしれません。

そんなとき助けになるのが同じ発達子育ての経験ももつ発達障害の専門家です。

あなたの苦しさや不安などの後ろ向きな気持ちを受け止め理解してくれるだけでなく、ため込んだあなたの我が子への愛情を我が子の届けるための方法と知恵を教えてくれます。そして、これも脳の可塑性同様ちょっとずつ必ずあなたの愛を伝えていくことはできるし、我が子に届くようになります。

だから、後ろ向きな気持ちを今抱えて辛くてもありのままの我が子を少しずつ受け入れることと我が子への愛情をためこんでいくことはできるので大丈夫です。安心してくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。